人文系寺子屋 野崎塾 イカロスの太陽

市民の市民による市民のための学び舎 前野町カルチャースクール 板橋区前野町6-41-17村越ビル1F 080.3856.7463 野崎

2019年05月

5月5日のイベント第21回の映画鑑賞会『スパイ・ゾルゲ』は3名の参加を得てしんみりと行われました。篠田正浩のライフワークという割には、あまりにも凡庸で拍子抜けしましたが、「初志を貫いた生き方は立派だった」という感想を述べる会員もいました。

この映画は日本のファシズムとソ連のスターリニズムとの類似性を指摘してはいるけれど、「ダブル・スパイ」たるゾルゲ(そもそも「スパイはダブル・スパイでしかありえない)が、なぜ一方の日本において処刑されたのか、何一つ追究する気もなく、ほんとに物足りない映画でした。 

1901年(明治34年)幸徳秋水は『廿世紀の怪物 帝国主義』を刊行した。これは国際的に見ても先進的なものとされている。日本では1952年まで禁書とされていたが、2008年にフランスでChristine Lévyの仏訳が詳細な注釈と解説付きで刊行された。日本語(原文、現代語訳)とフランス語訳を対照しながら、本文を読み、のちに訳者解説を読む予定である。日程は第2、第4木曜日の午後6時から7時半までです。初回は5月9日(木)午後6時からです。

テキスト:Kôtoku Shûsui, L'impérialisme, le spectre du XXe siècle.
サブテキスト: 山泉進校注『帝国主義』(岩波文庫)
山田博雄訳『二十世紀の怪物 帝国主義』(光文社古典新訳文庫)
遠藤利國訳・解説『現代語訳 帝国主義』(未知谷) 

5月5日(日)午後3時から、『スパイ・ゾルゲ』の映画鑑賞会です。

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