人文系寺小屋 野崎塾 イカロスの太陽

市民の市民による市民のための学び舎 前野町カルチャースクール 板橋区前野町6-41-17村越ビル1F 080.3856.7463 野崎

2016年12月

野崎塾第二回イベントは、4名の会員の参加者を得て、滞りなく終えることができました。映画は何度見ても見るたびに新たな見方で見られ、人と一緒に見ると「ああ、そうも見られるのか」という新鮮な感動を覚えるということを改めて感じました。


さて、第三回イベントは1月29日(日)4:00pm〜
で、講演会討論会です。《要予約》

テーマ:『トーマス・マン「ドイツとドイツ人」を読むドイツ精神史への序説』

講師:中山信行

テキスト:トーマス・マン『ドイツとドイツ人』(岩波文庫、青木順三訳)

参加費:一般 1000円(飲み物、軽食付き)会員、学生は 500円 

 

 1945年、ナチス・ドイツの崩壊直後、トーマス・マンは、アメリカで行われた講演「ドイツとドイツ人」のなかでナチズムの精神史的起源を追究した。

 「なぜドイツはナチスを生んだのか」という問いに対して、マンはドイツ人の思想構造・世界観が内包する深刻な問題性を解明することによって応えようとしている。

 それはドイツ精神の自己批判の試みであった。

 

みなさま、よい年をお迎えください!!

人文系寺子屋 野崎塾の第二回イベント、フランス映画の鑑賞会が迫ってきました。

12
18日(日)4:00pm~  《要予約》(080.3856.7463 野崎)

レオニード・モギー『格子なき牢獄』(1938)(日本語字幕)

解説:中山信行

会費:一般 1000円 (飲み物、軽食付き) 会員、学生は 500

第二次世界大戦の直前のフランスの片田舎の少女感化院での、感化院改革に燃える新院長とその婚約者の医師と反抗的な不良少女とのトライアングルのラブロマンス。コリンヌ・リュシェールを世に出した作品として有名で、日本公開は
1939年。戦後にも何度も再上映され人気を博した。コラボ(対独協力者)だったリュシェールの消息にも世の関心が深まり、その面でも興味深い。

2016/11/21

第二回イベントは、フランス映画の鑑賞会です。《要予約》
12月18日(日)4:00pm~
レオニード・モギー『格子なき牢獄』(1939)(日本語字幕)
解説:中山信行
会費:一般 1000円 (飲み物、軽食付き) 会員、学生は 500円


人文系ゼミに「時代を考える」というゼミが提案されています。
12月14日(水)開始予定。第2と第4の(水)で月2回。夜6時から7時半まで。まずは、太田出版の水野和夫著「国貧論」を、持ち回りで報告し合います。どんな時代に私たちが直面しているのか、考えてみませんか。(by野崎優三)

曜日時間について。ご希望により、午前9時から夜9時まで設定可能です。一こま85分。二コマセットの場合、9:00~12:00, 14:00~17:00, 18:00~21:00となり、一コマだけの場合、これを二つに割ります。10分の休憩が入るので、一コマ85分になります。現在、教室受講生が少ないの でほぼ希望通りの時間割が可能です。場合によっては時間を少しずらすことも可能です。人文系ゼミは人数が多い方が楽しいでしょうが、フランス語教室は一人 でも開講します。テキストも御相談の上、決めます。

会費等について。教室5回券の有効期限は2ヶ月から3ヶ月に変更します。初回使用日からカウントされます。料金については、学生、奨学金返済中の方は半額割引制度があります。12月から適用します。 

2016/11/14

11.13 開塾式には16名の方の参加を得て、無事スタートできました。ありがとうございます。説明会での原稿をアップします。申込書が必要な方はメールいただければ、添付でお送りします。

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市民の市民による市民のための学び舎
人文系寺子屋 イカロスの太陽  前野町カルチャースクール 野崎塾
入塾説明会 原稿

なぜ設立しようとしたのか

塾という名前あるいは○○語教室という名前を持つ組織は数多く存在するが、
その多くは内容空疎な外国語会話の練習場であったり、学校の勉強の補助機関として偏差値を上げることに注力するものであったりする。しかし野崎塾の設立理 念はそれとはまったく別なものである。それは現状の学校教育、大学教育に対する批判から出発している。さらにぺちゃくちゃ話せるようになればいいという町 の会話学校とは別な狙いを持っている。野崎塾の狙いは語学と人文的教養の融合、両立にある。市民としての判断力を身につけるためには両者ともども必要不可 欠なものと考えるからである。

「市民としての」を強調したのは、以下の理由である。「偏差値重視の教育」は5%のエリートと95%の一般大衆の再生産により日本という国を支えていこう という理念が根底にある。そこには一方に優れたエリートと他方に「愚民視された」一般大衆という図式がある。これが難しいこと(=「政治」)は「お上 に」(専門家や行政に)任せておけばいいという思想風土のもとになっている。それが今日多方面に見られる「無責任体系」を生んでいる。為政者の「愚民化政 策」に対抗していくことこそが、日本に民主主義を根付かせ、市民社会を育む唯一の道である。市民の市民による市民のための学び舎 人文系寺子屋として設立 した理由である。

寺小屋では、したがって、たんなる「教える-教わる」という一方的な関係にとどまらず、市民としての塾生間に「教える−教えられる」という相互関係が生成される場、つまり学び舎となるだろう。塾長はその触媒、司会役に過ぎない。

さらに大学図書館、公立図書館からは人文系専門書の蔵書が激減しているのが最近の傾向である。市民が協力し合って人文系専門書の蔵書を私設図書館のような形で増やして行こうと考えた。

どんな活動をするのか
1) フランス語教室
入門初級クラス:会話と文法
 Cafe Francais まったくの初歩から。単語・表現が厳選されている
 『パリの街角で』 ある程度の知識がある。単語・表現が多い。
 Le nouveau taxi! フランスで作られたヨーロッパの学生向け etc.
中級上級クラス:講読と文法
 フランス語で読むデュラスの小説 (Les chantiers)
 フランス語で読むM.メルロ=ポンティのフッサール論(『目と精神』)
 ジャック・デリダのニーチェ論(4カ国語版のEperons, Les styles de Nietzsche)etc.
2) 人文系ゼミ教室(特定テーマを決め継続的に追究するゼミ形式の教室)(日本語で行うが、一文か1段落程度は原文を必ずまじえる)
 「現象とはなにか−現象学の課題、フッサールとハイデガー」
 「ハイデガー『現象学の根本問題』を読む」
 「ゼーフ・ステルネルのフランス・ファシズム論」
 「日本に民主主義は根付くか−市民社会論」
 「シャンソンとF-POPはどこが違うか」
 「作って食べるヨーロッパの郷土料理」etc.

3) 人文系私設図書館(塾生(教室受講生)は無料で使用できます)

4) ライブ、講演会、討論会などのイベント(映画、シャンソン、F-POP、ワイン、料理、ケーキなど。塾生は割引き)(月に1回程度、土曜か日曜。あるいは平日の夜に?)

*社会人、主婦、シニア、学生対象。
*少人数制教室(1人〜4人くらい)
*教室5回券(=8000円. 有効2ヶ月)入会金=2000円. 年会費=2000円. 3月と8月は全休。
*当面は月、水、金の6時〜7時半〜9時を考えていますが、ご希望により曜日、時間は朝から晩までご相談に応じます。
*英語、ドイツ語、古文、漢文も対応可能です。 

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