野崎塾第二回イベントは、4名の会員の参加者を得て、滞りなく終えることができました。映画は何度見ても見るたびに新たな見方で見られ、人と一緒に見ると「ああ、そうも見られるのか」という新鮮な感動を覚えるということを改めて感じました。
さて、第三回イベントは1月29日(日)4:00pm〜で、講演会討論会です。《要予約》
テーマ:『トーマス・マン「ドイツとドイツ人」を読む—ドイツ精神史への序説』
講師:中山信行
テキスト:トーマス・マン『ドイツとドイツ人』(岩波文庫、青木順三訳)
参加費:一般 1000円(飲み物、軽食付き)会員、学生は 500円
1945年、ナチス・ドイツの崩壊直後、トーマス・マンは、アメリカで行われた講演「ドイツとドイツ人」のなかでナチズムの精神史的起源を追究した。
「なぜドイツはナチスを生んだのか」という問いに対して、マンはドイツ人の思想構造・世界観が内包する深刻な問題性を解明することによって応えようとしている。
それはドイツ精神の自己批判の試みであった。
みなさま、よい年をお迎えください!!